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旅のトラブル回避術

まるで手品?足下の荷物はどこへ消えた・・・

足元の荷物はどこへ消えた

シチュエーション・分類

  • シチュエーション:駅と列車
  • 分類:置き引き

他人のものを持ち去る行為。どんな場面でも起こりうる、海外旅行ではもっとも被害に遭いやすい軽犯罪のひとつ。脅したり力づくで持ち去ることは強盗と呼ばれる。

事例

駅のイメージ

旅行者が集まり、人の出入りの激しい駅は、置き引きの仕事場でもある。切符を買うときに足下に置いた鞄をもっていかれる、トイレに入るために目を離したすきになくなる、列車の荷物置き場で盗られる・・・などなど。年間250日は海外暮らしというカメラマンのK氏は、テルミニ駅で取材のアポを取ろうとカードを出し、何気なく電話の上に財布を置いて通話をしていた。日本でもよくある光景ですね。やがて電話が終わり、下に置いたカメラバックを持つべく振り向いてかがみ、もう一度電話の上を見ると・・・。そこにはもう財布はなかった。ほんの一瞬、まさに数秒のできごと。犯人は、狙いを定めていたのだろうが、見事としかいいようのない早業である。テルミニ駅のような大きな駅では、切符売り場や売店でちょっと会計するために荷物を置いたすきに持っていかれたり、カーとから目をそらした瞬間に、ちょこんとのせたハンドバックを盗まれたり、とにかくあらゆるところに「その道のプロ」が潜んでいると心得よう。

対策

ハンディロック

地面にモノを置くときは、足の間に挟むなどして常に身体の一部に触れるようにしておくこと。自転車のチェーン錠のようなものがひとつあると、寝台車で眠るときやドミトリー(相部屋)の安宿で泊まるときにベッドの足や柱などに荷物をくくりつけておけるので安心だ。長距離列車では、大きな荷物は座席ではなくデッキの専用スペースに置くようになっていることがあるが、そんなときもチェーン錠などで棚にくくりつけておくといい。財布は体から離さないのが鉄則。長時間人目にさらすのも避けよう。日本でのクセは気を付けていてもなかなか抜けないので、普段鞄を持たずポケットに財布を入れている人や、手に財布だけ持つクセのある人はチェーン付きの財布に変えるのも一考だ。被害を最小限にするためには、現金分散して持つのも鉄則。街歩きのときには大金を持たないことが肝心だろう。

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